Speaking力を伸ばすために必要な事その1

 こんにちは。ここ最近はイベントの様子などはインスタグラムを中心に共有しておりますので、HPのブログではお問い合わせや見学等で良くご質問いただく事などを記載していきたいと思います。

 今回のテーマは「英語のSpeaking力を伸ばすために必要な事」です。

私どものようなインターナショナルスクールや英会話教室にお子様を通わせている保護者様からは、「もっと英語がしゃべれるようになると思っていた」「英語は単語しか理解できておらず、センテンスで話すようになっていかない」などのお話を頂戴する事が多いです。もしくは「どれだけ英語が話せるようになるのか」というご質問を最初の体験レッスンやご見学の際に頂戴する事も多いです。こちらについて私どもが大切にしている事を以下に記載致します。

 

1.英語を話さざるを得ない環境を作る事(「完全英語」環境の実現)

 2~6歳のお子様にとって「英語が聞き取れるようになる事」というのは実はさほど難しい事ではありません。特に2~3歳未満だと日本語と英語の区別なく同じレベルで猛烈に英語をインプットして理解できるようになります。ここが大人とは違うところです。そのため、英語のListening力に関してはいわゆる「英語のシャワーを浴びている」だけで、十分な力を身に着けることができます。

 一方、Speakingに関してはそう簡単にはいきません。英語というのは言葉ですから「実際に使っていかないと身につかない」からです。そのため、ほっておくとどうしても個人差が生まれてしまい、おしゃべりな子はどんどんSpeaking力が伸びるけど、そうでない子は身につかないという事が発生してしまいます。その個人差を埋め、みながSpeaking力を上げていくために私どもは「完全英語環境の徹底」を行っています。一般的なイメージで言うと「インターナショナルスクールでAll Englishなんてあたりまえじゃないか」と思われるかもしれません。ところが実はそんなことはないのです。「ネイティブの先生がいてその人だけは英語をしゃべっているけど他のスタッフや子供たちは全員日本語しかしゃべっていない」というところも実際にはあります。

 私どもでは「完全英語環境の徹底」のため、日本語禁止(英語以外の他の言語も)というルールを明確に定めています。これをしっかり定めて運用していく事で、外国人の先生と話している時だけでなく、日本人の子供たち同士でも英語でコミュニケーションをとっていく日常を実現します。これが実現すると、休み時間などもただの休憩時間や遊んでいる時間ではなく、貴重な英語のアウトプットの時間となります。このルールを定めることによる「圧倒的な英語のアウトプットの量」がSpeaking力の向上に一番寄与しているのです。本当にそんなことが可能なのか?というお話も頂きますが、私どものスクールでは、講師やスタッフだけでなく、子供たちにもそのルールがきちんと浸透しているため、新しい子が日本語を話しても、「No speaking Japanse!」と子供たちが注意をしてくれるのです。

 本当は他のポイントも一回で記載しようと思っていたのですが、思った以上に長くなってしまったのでまた次回に改めます。

「完全英語の環境」がどのような効果を産むのか、関心のある方はぜひ見学にいらしてください。